2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

組換えDNAを扱っている研究者は年に何回かは血液検査を受けなくてはならないので今日もしぶしぶ受けてきた。かつて血を抜かれた後に目の前が黄色くなってトイレで倒れかけたことがあるので、あまり血を抜かれるのは好きではないのだけれど、拒否すると実験で…

万巻の書を読み、万里の道を往く 週末はdiscover westで福山へ。天気はあまりよくなかったけれど、ふくやま美術館で「富岡鉄斎展」を観たり、牡蠣鍋を御馳走して頂いたりと、頭とお腹は満足。上記の言葉は彼の生きていくスタイルだったらしい。とてもよい言…

病み上がりにも関わらず、久々に午前様で実験してしまった。こういうときはたいてい失敗で、案の定さきほどネガティブデータをフラッシュメモリに保存して(これほど萎える行為はない)、下を向きながら階段を上がってきたところだ。分かっているのだけれど…

今週はまたちょっと体調が悪くてダウン気味。毎週末のように長距離を移動した後のお祭り騒ぎとは無関係ではないかもしれない。 先週末は実家の近くで高校時代の友人の結婚式。ゲストは120人ぐらいいたけれど、僕のテーブルはたった4人で、ゆっくりと話せた。…

昔者 荘周夢に胡蝶となる。栩栩然として胡蝶なり、自ら喩みて志に適えるかな。周たるを知らざるなり。俄然として覚むればすなわち栩栩然として周なり。知らず、周の夢に胡蝶なるか、胡蝶の夢に周なるかを。周と胡蝶とは、すなわち必ず分あらん。これを物化と…

押井守が監督した1,2作目に比べて評価が低かったこともあってなかなか観る気が起こらなかったけれど、アマゾンでぽちっと、ついに買ってしまったのでやっと観れた。WX III: PATLABOR THE MOVIE 3。お話はバイオなので、アポトーシスやらテロメアやら、ちりば…

朝からひたすらに手を動かし、連休でぼたっとした頭を仕事モードにしたところで、外注先の企業から抗体作成用のウサギさんがさきほど2匹とも死亡したという、テンションをがた落ちにさせるメールが届く。こいつは新手のスパムメールかと思ったが、本当らしい…

週末は東京で、ラボを巣立っていった先輩の結婚式。常に周囲を明るくする彼女は、まるで向日葵のようだと誰かが言っていた。ストレートな比喩だけれど、言い得て妙、まさしくそんな人だ。そして向日葵は自らを輝かせてくれる伴侶を選んだらしい。本当におめ…