病み上がりにも関わらず、久々に午前様で実験してしまった。こういうときはたいてい失敗で、案の定さきほどネガティブデータをフラッシュメモリに保存して(これほど萎える行為はない)、下を向きながら階段を上がってきたところだ。分かっているのだけれど、僕の場合はたいてい夜中にポジティブなデータが出ることが多いので、今日ももしかしてそれではないかと思ってしまう。だめだと分かっていながらもドキドキしてしまう。あまり論理的ではないけれど、バイオ系の実験はそういうものだろう。生き物を相手にしていると、どうしても不確定要素が入り込んでくる。数打ちゃ当たる、体力勝負。これはいわゆるM体質というやつか?
最近ラボではA氏が鬼のように実験しているので体調は大丈夫なのかと。しかし果たして鬼がどのくらい実験するのかは分からないので、この比喩は不適当か。鬼の形相で実験していると言ったら、誰もこんなラボに来なくなるだろう。
ぐだぐだ言ってないで、早く帰ってビール飲んで寝るべし。