今週末は風邪を引いたこともあり、寝る→起きる→本を読む→眠くなる→寝る→・・・の超インドア派。ラボに行かないとなんだか不安になってくるのですが、外は寒いし雪降ってるしで、結局、近所のスーパーに夕飯の買い物に出た以外はぐうたらした週末を過ごしてしまいました。積読していた本を一部でも解消できただけでもよしとしましょう。


チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)

チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)

チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)

ミステリとしてはどうかなと思いましたが、手術室の描写がけっこうリアルで面白いです。さすが現役医師。ただ森博嗣に慣れすぎたせいか、横文字の使い方がちょっとダサく感じました。竹内結子×阿部寛で映画化されるそうですが、主人公の性別が小説とは違うのですね。小説では登場人物に(濃い)男性が多いので、映画に華をもたせるためでしょうか。小説では一番スマートな桐生が吉川晃司というのもどうかと思いましたが、白鳥の阿部寛はかなりハマってそう。しかし病院ってのも大変ですね・・・。


タカイ×タカイ (講談社ノベルス)

タカイ×タカイ (講談社ノベルス)

なんか文章がどんどん軽くなっています。


美しい星 (新潮文庫)

美しい星 (新潮文庫)

こうして重一郎が自分の苦しみの卑小と限定性とに徐々に気づき、自分の思い上りを恥じるにいたったとき、ふとした機縁からロンドンで出版された「円盤の故郷」という本を読んだのである。

というわけで、安倍さんの「美しい国」とはまったく関係ないです。三島にしては異色のSF的小説。

Evolution: A Very Short Introduction (Very Short Introductions)

Evolution: A Very Short Introduction (Very Short Introductions)


The study of evolution has revealed our intimate connections with the other species that inhabit the Earth; if global catastrophe is to be avoided, these connections must be respected.

神が世界を創ったというストーリーよりは、地球平和に貢献できると思います。フィールドが近いので読みやすい。英語も平易。今まで日本語で詰め込んできた知識を、英語で捉えなおすという作業には、このシリーズはとても良いと思います。一緒に買った「Logic」はけっこう難しく、遅々として進みませんが・・・。