祇園のラウンジでボーイのバイトをしている後輩が最後のシフトだということで飲みに行って、さらにその後にRレコで後輩と飲みに行ったのでこんな時間になってしまいました。後輩の仕事振りをみながら、隣の親切なおじさんに奢ってもらった上等なウィスキー飲むってのもなかなかできない体験ですね(笑)。
今年はグレン・グールドの没後25周年ということを最近知りました。グールドファンとしては、そんなことも知らなかったのかと後悔の念。大学の生協でグールド特集をやっていたらしく、つられてCDを衝動買いしたラボの先輩からいくつかCDを借りました。グールドのCDはだいたい買い占めたと思っていたのだけれど、まだまだあるもんですね。いや〜久々に聞いたけれど、やっぱいいですね・・・。
動画に関してはYoutubeにもいろいろと転がっているみたいだけれど、一番のお気に入りはバッハのパルティータ2番を弾くシーン。途中でピアノから離れて窓際でハミングし、またピアノに戻るのだけれど、まるでそれはピアノを弾いているのかグールドの脳が音楽を奏でているのか全く区別がつきません。もはやピアノという外部装置とグールドの頭の中が完全に融合していることを垣間見せる衝撃的かつ天才的なシーンです。

ちなみにこの曲が収録されているCDはこれ。CDではもっとゆっくりめに弾いています。素人がグールドの真似してペダルをほとんど使わずノンレガートで弾くと、大変悲惨なことになります。

バッハ:パルティータ全曲

バッハ:パルティータ全曲