ピカソモディリアーニの時代展を観るために大阪梅田へ。こんなこともなければ大阪へわざわざ出向くことは滅多にない。ユトリロもあると書いてあったので期待していったのだけれど、一点のみ。しかも初期の、ものすごく写実的な作品だったので残念。その代わりモディリアーニの数点はとてもよかった。だいぶ昔のことになるが、母がモディリアーニの作品が好きだと言っていたのを聞いて、子供心にはあんなひょろ長くてなんだか怖い絵が理解できなかった。だけど今この歳になって観ると、とても良いと思う。夜に観る絵だと感じる。
大丸のミュージアム自体はとても素朴だったけれど、何よりお客さんがとても少ないので絵を間近にじっくり観られるのが良い。ダリ展ではこうはいかなかった。次はピカソ展をやるらしいので、再来月にもう一度梅田に来ることになるでしょう。