またまたiTunesの話。
Podcastsというのがある。配信されるラジオ番組とかオーディオ番組とかいろんなコンテンツを「無料」でiTunesにダウンロードできるサービスだ。始まった頃はコンテンツの内容が貧弱だったのであまり興味はなかったけれど、久々に覗いてみたら面白そうなものがけっこうあった。その中でも東大が配信している授業がとてもクオリティが高く、おもしろい。ニュートリノの小柴昌敏氏や宇宙論佐藤勝彦氏などの一流の学者が、学術俯瞰をキーワードにした講義を配信している。最近では日経新聞によく登場している東大総長の小宮山氏が仕掛け人だろう。東大ならではのマンパワーである。それに対して京大の配信はかなり地味であるが、珍しいところでは「肝臓移植手術」の様子をリアルな動画付きで配信していたりする。ちとマニアックすぎね?生々しいので、血に弱い人は見ない方がよいだろう。


ところでちょっと昔の話題だけれど、イグ・ノーベル賞が今年も決まった。今年の目玉は「高周波数の不快音を出す装置」だったそうだ。

人を笑わせる研究で科学への関心を高めた功績に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式が5日、米ハーバード大で行われた。平和賞には、高周波数の不快音を出す装置「モスキート(蚊)」を発明した会社経営の英国男性が選ばれた。この音は10代から20代前半には耳障りだが、20代後半以上の人は聞こえないか気にならない。生徒は聞けても教師は気付かないため携帯電話の着信音に使われ、米英の若者に人気が高い。


NIKKEI NETより 抜粋

では本当に高周波数の音は年寄りには聞こえないのか?ここのウェブサイトでいろいろな周波数の音を扱っていたので聞いてみた。16,000Hzは聞こえたけれど20,000Hzは無理だった。御大Y先生は16,000Hz 無理っておっしゃっていたので、僕は若いってことになるのか(笑)。低音のほうは10Hzまでなんとかいけるようだ。