究極の英語学習法K/H System (入門編)

究極の英語学習法K/H System (入門編)



究極の英語学習法K/Hシステム―発展編 ロジカル・リスニング

究極の英語学習法K/Hシステム―発展編 ロジカル・リスニング



英語の勉強をしていたら夜更かし状態になってしまった。日本人は中学生(最近では小学生 ?)から英語を学んでいるのにしゃべれないのは何故か?いう話を良く聞くが、原因は明らかである。1) 絶対的な時間が少なすぎるのと、2) 勉強法が間違っている、の2点に尽きる。
まず1)であるが、いくら中学生から学んでいようとも、毎日1時間勉強したとして月に30時間、つまり大学卒業までに30*12*10のわずか3,600時間である。そしてこの3,600時間のうち、いったい何%がスピーキングに費やされるのだろうか?そして授業以外では英語に接する機会がないのであるから、もはや絶望的である。ちなみに海外で毎日12時間の英語漬け生活を送っているとすると、3,600時間はたった10ヶ月である。次に2)であるが、授業中に話す機会がないのだから、もはや勉強法とかそういう以前の問題だ。というわけで、英語を話せるようになるには、海外に永住するという選択肢を除いて、「適切な勉強法にたくさん時間をかける」という、当たり前な結論になるわけだ。
僕は2年くらい前に上に挙げた本に出会って、とりあえず英語がつっかえずに出るぐらいまでにはなった(と、思いたい)。適切な勉強法とは、徹底的なシャドウイングがベースとなる。ネイティブが話すセンテンスを何百回と聞いて、その息づかいまでを100%(ここが重要)真似することができるまで、徹底的にやる。ポイントは1つの教材をとことんやることだ。数をこなす必要はない。同時通訳の訓練法なので敷居は高いが、やってみる価値はあると思う。英語の音をリズムとビートで捉えることで、ついでに発音もよくなった(と、思いたい)。あまり本を薦めることは性に合わないけれど、勉強法ならばいいかな。「究極」は決して誇張ではない。