予告編で気になっていた「レディ・イン・ザ・ウォーター」を観てきた。毎度の事ながら、MOVIXのシアターはガラガラ。三連休の初日なのに、大丈夫なのか。ネットのレビューでは評価がかなり割れているようだけれど、彼の映画に何を求めるかによって評価は違ってくると思われ。ファンタジーとかホラーを求めるならば、今回は(も!?)駄作だろうけれど、お得意の中年オヤジの救済のドラマを求めるならば、まぁギリギリの線でいいのかもしれない。レディの名前が「ストーリー」だってのが一番のネタバレかな。僕にとっては、やはり予告編が一番面白かったようだ。もう映画は予告編しか見ないぞ、と声高に宣言したいぐらいだ。素直に書くと、今回もシャマランに裏切られたようだ(笑)。だんだん裏切られるのが、快感になってくるのかもしれない。それとシャマランは作品に出過ぎである。それも一番かっちょいい役で、だ。★★☆☆☆
次はやはり「カジノロワイヤル」だろうか。不覚にも「バトルロワイヤル」を映画館で見てぐったりしたことを思い出してしまった。小説シリーズ第一作だけに、ダニエル・クレイグがニヒルな感じ全開で、ショーン・コネリーのように文句なしに格好よかったボンドとの違いが楽しみだ。