怒濤の忙しさだった。秋は3連休が多いけど、全く関係なし。さて先月はやたらと日本海側に行っていた。学会で富山・金沢、旅行で鳥取。しかしあちらはぶったおれるぐらい魚がうまい。鳥取で食べた回転寿司もうまいし、金沢で食べた漬け寿司もやばかった。地元の寿司屋も相当うまいけど、上には上がいるというか、井の中の蛙だったというか。なによりネタがでかいのがいい。銀座の寿司屋みたいにちんけなネタで値段だけ大きいみたいなケチなことはしない。
ということで鳥取は米子ツアー。研究室の先輩夫妻が住んでらっしゃるので遊びに行った。米子ってもっと近いと思ってたけど・・・遠いね。電車で行くにも岡山で乗り換えないけないし、結局一番早いのは一番安い高速バス。しかし前日の飲み会がたたって二日酔い・・・つらかった。
一日目は大山をぐる〜っと見回しながら、岸本町の人が世界に誇ると言われる植田正治美術館へ。あまりこの写真家のことは知らなかったのだけど、写真をみて納得。あ〜観たことある。写真もよかったけど、建築もなかなか。調べてみたらな建築家は高松伸氏だった。デカダンス趣味のデコラティブな建築家だと思っていたけど、こんな安藤忠雄みたいな空間を作るようになっちゃったのか・・・。

僕は、全く新しくないもの、まっさらなものが存在するとは考えていないですね。つまり、創造とは決して古いものを壊す事とイコールではないと考えています。古いものを成り立たせている様々な理由に触れ、その理由を少しだけずらす事で、創造の契機が発見できるのだと思います。例えば、私の初期の作品群は、ほとんどマシーンと見間違うものばかりです。それらは我々が機械というものを想像した際に瞬間的にイメージするフォルムでありながら、しかしどこか違う。そのどこか違うということに向けてどのような手続きを開発するか、それが設計というクリエーションだと思っています。


とかなんとか。米子駅前の米をモチーフにした(?)モニュメントや境港駅のへんてこりんな建物(こっちが彼の本筋!?)なども手がけているそうだ。山陰の出身なのですかね。


海の見える生活I II 出雲大社のおみくじ


日本海のいいところはしおしおでも不快じゃないところ。潮の香りがさわやか。この海岸線の近くに、美保積隕石が落ちた「松本邸」があった。隕石特需で儲かっているらしい(笑)。近くにはメテオプラザなる施設があるらしく、「手塚プロによるオリジナル映画」で、神秘とロマンの世界へ連れて行ってくれるらしい。公共事業万歳。その後は車で初めての出雲大社へGO!!

旧暦の10月を神無月(かんなづき)と言いますが、出雲地方ではこの月を「神有月神在月)」(かみありづき)と呼びます。 全国の神々が出雲に集い神議(かんばか)りを行うと伝えられています。
神在祭 旧暦の10月11日から17日の7日間、出雲大社では 神在祭が行われます。出雲大社の境外摂社・上宮で開かれる神議は、男女の縁結びはじめ、諸般の出来事全てがこのときの決められると伝えられています。
「出雲神有ネット」より


なるほど。そのあと、今は使われていない大社線の旧大社駅へ。時間が止まったノスタルジックな雰囲気を味わえます。D51も保存されていて、てっちゃんは大はしゃぎ。 


しめ縄にささったお賽銭 大社駅 日御碕の夕焼け