箱根の山は 天下の険 函谷関も ものならず
ということで、実家に帰る途中で箱根に軽く旅行。目的は富士屋ホテル。何やらチャップリンやらジョン・レノンやらが泊まったホテルがあるらしいぞ、ということでふらふら行ってみた。京都発のひかりを利用して小田原で降りて、箱根登山鉄道で宮ノ下へ。勾配を示す単位があるらしく、箱根登山鉄道は最大80パーミル(1000分の80)だそうで。12.5m走るごとにその80/1000、つまり1mも登ってしまうのだ。従って、スイッチバック方式でジグザグに走る。しかもR30(半径30m)のカーブがあって、車体の小ささとスピードの遅さでなんとか曲がる。冷房もない小さなレトロな車体がギシギシ言いながら、真っ暗なトンネルを通り、スイッチバックしながらゴトゴトと登っていく。これだけで幸せ。あ〜こりゃいいとこだ。恒例(?)で箱根周辺の衛星地図。


ホテルは千と千尋の神隠しに出てきそうな和洋折衷のゴテゴテだった。デザインの好みは分かれるところだろうけど、ロビーは昔のマジックルームにソファがたくさん置かれていて、なかなか落ち着ける。執事のような人にホテル内を案内してもらって、内風呂は温泉。残念なことにデジカメのバッテリが古くなっていて、せっかく充電していったのに電池切れ・・・。なので携帯カメラ。この続きはまた明後日。