文部科学省が科学技術・理科、数学教育を重点的に行う高等学校をスーパーサイエンスハイスクールSSH)として指定する、名前はダサいが魅力的なプロジェクトが3,4年前から始まっているそうだ。平成14年度のデータを見ると、応募校数77校に対してパスした高校が26校なので、けっこう狭き門と言えるかも。すごいのはその予算額で、平成14年度だと7億円。単純に26で割ると一校あたり2692万円貰える。これは大学や研究期間の普通のラボの予算に匹敵するお金だ。平成15年度に指定された高校の研究タイトルをみてみると・・・

等々といった、今までの高校のレベルをはるかに超えたようなお題目がたくさん。ゆとり教育みたいな目的のないプロジェクトに参加させされるよりも、こういう具体的なプロジェクトに参加したほうがいいんだろう。でも応募校数がやたらに少ない(77校て・・・全国の高校数の何パーセント?)のと、これ生徒はだれがやるのだろ?立候補?差別されない?みたいな問題が出てくるだろうから、こりゃ理科の先生も大変だよなぁ。