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夕方からぶら〜と散歩。鴨川沿いは等間隔カップルと納涼床で賑わう季節に。そいで四条烏丸にあるCOCON KARASUMA*1てとこへ。隈健吾の建築なので、ちと楽しみにしていったのだけど、なんだろな〜、内装と入ってるショップはいいんだけど、外装がなあ。旧丸紅ビルを跡形なく壊すスクラップ・アンド・ビルドではない「リノベーション」なんだそうで。そういえば京都って何か新しい建物を造った時に、「語る」のが好きだなあといつも思ってた。古いもんも好きだけど、新しいもんも好き、そういう自己矛盾（?)を解消するために、昔から語ってきたのかなあ。よく言えば哲学。悪く言えば詭弁。でもそういうの好き。いや、そんなことはどーでもよくて、一番の衝撃は地下に天天有*2がど〜んときれいな面構えで入ってたこと。あの土間みたいなとこでやってて滑る暗い本店と、どうしても頭の中でリンクしない。はぁ〜儲かってるのね。恐れ入りました。
そして烏丸通と言えば、新風館。こちらはリチャード・ロジャースだったと思われ。パリのポンピドゥ・センタを見たときに、なんじゃこりゃ〜すげ〜おもれ〜と思ったあの遊び心は、新風館ではいまいちというかほとんど発揮されてないと観察されるけど。ほんまに本人関わったのかいな。
ところで、地球上には一度見てみたい建築がたくさんある。建築に関する興味はバイオに匹敵するかも。実際関わっていない分、気軽に接することができるとことを考えたら、バイオ以上かもしれない。死ぬまでにいろんな建築物を見てやるぞ〜と意気込んでいるのだけれど、果たしてどれくらい達成できるものやら。とりあえず、高校時代にのめり込んだ荒川修作の養老天命反転地かなぁ。
