明治学院大学で始まった「大学のブランディング」というプロジェクトがちょっとした話題に。佐藤可士和氏をアートディレクタに迎え入れ、ロゴなどのデザインを一新するらしい。少子化の影響で2007年には大学の定員数と応募数が逆転する現象が起きるといういわゆる2007年問題に対する策として、全国的にも珍しい例だそうだ。教育機関にデザインを!サイエンスにもデザインを!!すばらしい。鏡の国のアリスの赤の女王を思い出した。

"Now, here, you see, it takes all the running you can do, to keep in the same place."
(いいかい。ここでは力の限り走らなきゃいかんのだよ、同じ場所に留まるためにはね。)
"If you want to get somewhere else, you must run at least twice as fast as that!"
(もし他のところへ行きたいのなら、その2倍の速さで走らなくてはならなんのだ。)

生物学における「赤の女王仮説」のモチーフとして名高いこのセリフは、教育機関にもあてはまる。10年後にどれだけの大学が生き残っているのか・・・うちの大学にも考えてもらいたいものだ。ちなみに下が新しいロゴマークだそうで。黄色が非常に目を引く。