写真を撮ると電線が入ってて、あちゃ〜失敗したという人がいるけれど、僕は積極的に電線を撮りたい。こんなに格好いい被写体は、あまりないのではないかと思うぐらいだ。もはや電線に恋していると言っていいかもしれないけれど、相手は「俺に触ったら怪我するぜ」と無愛想だ。文字通りの意味だけど。電線は、どんな空模様にでもよく似合う。そして、それぞれの交差に個性がある。電線を地中に埋め込むなんて、愚行だと思うのである。




Cloudy afternoon 26th August, 2006