今年で最後にしたいと思う五山送り火銀閣寺門前では護摩木にお願い事を書いて燃やしてもらうことができるそうだけど、午後にゆっくりと実験をしてたら逃してしまった。20時に点火がはじまると街の至る所からフラッシュが。京都の街中で人々が楽しんでいるのが分かる。ちょうど前の住宅ではバーベキューをしながらときている。セレブですな。フラッシュは届くわけないだろうと思いつつも、そういう設定にしておかないと、オートで露光時間が長くなって手ぶれしてしまうのを防ぐためかな、とも思う。ところで送り火の中ではやはり「妙」が一番格好いい。なぜか草書体で表現されていて、曲線美が絶妙だ。「法」は逆に字体がカチコチしていてあまり美しくない。「舟」は場所を選ばないとなかなか見えないレアキャラだ。唯一見えなかったのは「鳥居」だ。ちょうど何かの山に隠れるところにあるためだろう。三脚を持ち出して撮影したかったのだけれど、手のプルプルの限界で撮った写真はどうもいまひとつだった。



(左)松ヶ崎 西山の「妙」 (右)西賀茂船山の「船形」


ところでGoogle Earthの日本の解像度が上がったと聞いて、さっそく試してみた。ところどころ霞んでいるけれども、テポドンを日本に打ち込む精度には十分だと思われる。それにしてもこういうクオリティの高いソフトを無償で提供してしまうとは、よほど自社の技術に自信を持ってるのだろうなぁ。一日遊んでいても飽きない。例えばこれを応用して、子供とかにGPSをつけて、常にGoogle Earthで監視できるようになったらすごいと思う反面、ちょっと怖いですな(携帯などでは、もうすでにそういうサービスがあると聞いているけれど)。ダンナは夜遊びに行けなくなって、少子化対策になるかもしれないし、あるいは離婚率が高くなるかもしれない(笑)。



(左)北山 宝ヶ池 (右)西賀茂船山 Google Earthより転載